将棋ブログ「将棋初心者のためのなにか。」を読んで
ほかの将棋ブログも読んで表現の幅を広げたいと思ったので、カテゴリーに「将棋ブログ紹介」を新設して読んだ感想や、メモ書きを投稿してみようと思いました。なるべく良い手本として、等身大のブログを参考にしたいので、人気棋士や人気ブロガーの紹介というよりは将棋ファンのブログを取り上げてみたいと考えています。
今回読んだブログは、「将棋初心者のためのなにか。」 です。
最終更新が2021年の7月と更新が止まっていますが、将棋ファンならではの記事タイトルに惹かれました。
投稿されているカテゴリーは、次のとおりです。
あたおか雑記 9
コツを掴むヒント 18
将棋に関わる雑記 12
将棋関連アプリ 10
未分類 2
級位者向け将棋講座1
雑記
雑記や初心者向けのコツについてのコラムで構成されています。
私も慣れてきたら将棋のコミュニティに参加してみたいし、雑記も書いてみたいです。
私もヒントになるような棋力も実力もないので、新聞や専門誌、Youtubeで学んだところのメモなんかをコラムにできると嬉しいなと思いました。
雑記は結構主張がきっぱり書かれている
藤井聡太ブームは内容に言及しなかったから将棋の普及に繋がった。
藤井聡太さんについての社会現象についての意見を書いている記事で、メディアが悪いといった論調というよりは、これは成功していて裾野を広げたのだという主張でした。そんなに大したことは書いていないけど、私はこう思っているのだというのはブログらしい。正直、私が藤井聡太さんについて書くことは、ボキャブラリーが足らないのでなんとも言えないので、ブログで自分の文章である棋士について書いてみたりしてみたいですね、もう少し先の話になりそう。
将棋コミュニティで勝ち続けたいならただやさしい言葉をかけていればいい
ヘタに上達されないように「やった気になれる勉強法」と「その時だけ意味がある応用の利かないアドバイス」だけして長く楽しんでもらいましょう。
この投稿なんかは、最高に毒を吐いている感じですが、将棋は勝負だぞという勝ち気でいて馴れ合うのはどうなのか、真剣な検討も必要なんじゃないのかというのを一文字も使わずに感じさせてくれました。自分がこれを大きな声で言うにはちょっと自身と実力が足らない。
将棋のタイトル戦中継に評価値を表示するならもっと本気でやって欲しい
どうせ評価値なんていう無粋なものを表示するのですから、他の統計データもついでにガンガン表示して「最近の将棋中継ってなんかIT全開ですごいなー」という印象を獲得する方に動いてはどうかと思うわけです。
記事を読みながら感想を書いているのですが、すべての投稿にコメントをしたくなるくらい、問題提起が上手だなと感じています。これを引用ツイートして自分の意見を述べたい、反論したい、なにか伝えたいと思えるような文章がいいなと思いました。
これ以上やってても将棋強くならないんじゃないかと悩む人へ
何かしら絶対的に評価できる基準を用意しておきましょう。
三手詰めハンドブックなどの詰将棋本を一周する時間を自分の評価軸にしてみようというアイデアは結構目から鱗だったので、これは実践してみたいですね。
ここからはカテゴリーが変わって、コツが書かれた「コツを掴むヒント」から
勝てるようになりたい初心者~級位者が観るべきはプロの将棋じゃない
Twitterの方に投稿した「てっとりばやく勝てるようになりたい将棋初心者はプロの将棋を観るくらいなら格下をボコボコにしてる人の将棋をみてた方がまだ勝てるようになる」というツイートの意味
まずは級位者に対して、覚えた攻めの定石を試してみようと思います。
【級位者向け将棋講座】将棋の考え方 終盤編001(タイトル仮称)
「最終形(最後はどこで詰め上がるか)を先に予測できる問題はそこから逆算して使って良い駒と残さなきゃいけない駒にわけると、無駄な手を読むことが減って大分楽になりますよ」というお話
このコツは、すごくためになった。まずは最後の形を想像して、そこから逆算して必要な駒を考えることからはじめてみよう。
詰まない手を読めば、相手玉は詰む。という詰将棋のコツ。
「詰まない手を読むこと」が詰将棋のコツの1つ
これもとても嬉しい内容でした。まずは詰まない方向を読み取って、逃げ道のほうは思考から切り捨ててしまえば考えることが少なくていいというのがよかった。
初心者の囲いは役に立たない?矢倉を例に解説してみる
将来相手が攻めてくる方向に金銀がある囲いを選べば楽になる!
だから横から攻めてくる振り飛車相手に、上に備えた矢倉では損をする!
初心者の囲いが簡単に崩れるのは相手に合わせた囲いを選べていないから。囲いをいくつも覚えて、特性に合わせて状況に合ったものをチョイスしよう!
一気にすべての投稿を読み切った。自分も将棋が強くなったら、なにか技術で語れるようになったらこういうテイストの投稿もしてみたいなと思いつつ。まずは攻めの崩し方をぴよ将棋とリアルの友人相手に実践していこうと思いました。